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スカイライン GT-R 性能の違いを比較! スカイライン GT-Rはハコスカに始まり幻のケンメリそれから 16年ぶりに復活したR32、世界で活躍したR33、 ポールウォーカーも愛したR34それぞれの基本性能を比較していきます。 スカイライン GT-R誕生の秘話 プリンス自動車がS74として開発をしており、日産自動車と合併後 1968年10月開催された第15回東京モーターショーで 「スカイラインGTレーシング仕様」登場した。 スカイライン2000GTのボディに 日産のR380のエンジンであるGR8型をベースに開発された直列6気筒DOHCエンジンを搭載させた。 GT-Rはスカイラインの中でもレースで使用することを主な目的に開発され、 翌年1969年2月に発売が開始された。 発売当初4ドアセダンのみの販売だった為。 このハコスカも先代のGT-B同様に「羊の皮を被った狼」と呼ばれていた。 それぞれのスカイラインGT-R比較 ハコスカ スカイライン2000GT-R(PGC10型) エンジン:S20 6気筒DOHC 総排気量:1,989cc 最高出力(グロス):160PS/7,000rpm 最大トルク(グロス):18.0kgf·m/5,600rpm スカイライン2000GT-Rの他、フェアレディZ432にも搭載されていた。 ケンメリ スカイライン2000GT-R(KPGC10型) エンジンはハコスカ同様S20エンジン搭載 しかし昭和48年排出ガス規制に適合しなくなったため、レース活動はなく GT-Rも197台を販売するのみとなり今では希少で幻のGT-Rとなっている。 R32型 エンジン:RB26DTTT 6気筒DOHCツインターボ 総排気量:2,568cc 最高出力:280PS/6,800rpm 最大トルク:36.00kgf·m/4,400rpm FRベースの4WDであるアテーサET-Sを搭載。 ハイキャスなどの電子制御を駆使し戦闘力を高めて登場した。 R33型 エンジン:RB26DTTT 6気筒DOHCツインターボ 総排気量:2,568cc 最高出力:280PS/6,800rpm 最大トルク:37.50kgf·m/4,400rpm 先代のR32からトルクの増加し、 アクティブLSDを搭載し、R32ではVスペックのみのブレンボブレーキも 標準装備された。 R34型 エンジン:RB26DTTT 6気筒DOHCツインターボ 総排気量:2,568cc 最高出力:280PS/6,800rpm 最大トルク:40.00kgf·m/4,400rpm タービンはギャレット社製C100-GT25型ツインボールベアリングのセラミックタービンに変更。 ゲトラグ製6速トランスミッションを採用。 3連メーターはなくマルチファンクションディスプレイでブースト圧や水温を見ることができる。 スカイラインGT-Rレースでの活躍 ハコスカ デビュー戦で優勝後、公式レースで49連勝(正式には46連勝ではないかとの説もある) 通算57勝の実績を作った。 ケンメリ 昭和48年排出ガス規制に適合しなくなったため、レース活動はなし R32型 1990年全日本ツーリングカー選手権でデビュー。 星野/鈴木組のカルソニックスカイラインがポール・トゥ・ウィンを飾った。 シリーズ全戦GT-Rがポールポジションを獲得。 グループAは事実上ワンメイクレースとなり最終的に29連勝 世界ではスパ・フランコルシャン24時間レースグループNで優勝やオーストラリアツーリングカーレースでも優勝した。 R33型 ル・マン24時間レース投入の為、「日産NISMO GT-R LM」を作製されたR33型。 レギュレーションにより「同一車種に4ドア車が存在する車種はエントリーから除外する」と なっている為、BCNR33型でありながら「スカイラインを名乗らないGT-R」が存在した。 R34型 JGTCに参戦。「ペンズオイル・ニスモGTR」が2年連続のシリーズチャンピオンを獲得。 その後、スーパーGTでは苦戦の中で2002年に直列6気筒エンジンからV型6気筒のVQ30を搭載して活躍。