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スカイライン解体新書

Month: June 2019

GT-Rの走りを変えた!アテーサE-TSってなに?実はセッティングも可能?

GT-Rの走りを変えた!アテーサE-TSってなに?実はセッティングも可能? R32GT-Rを最強の車と印象付け現在の R35にも搭載されている4WDシステム。 アテーサE-TS! そしてR33やR34GT-R以外にも V35、V36の4WDでも採用されている アテーサE-TSって一体どんなものなのか?   おさらいしていきましょう! アテーサE-TSってどんなの? アテーサE-TSは 「Advanced Total Traction Engineering System for All Electronic – Torque Split」 の頭文字を取って「ATTESA E-TS」と言われている。 日本語で言えば電子制御トルクスプリット四輪駆動と言ったところだろう。 構造は FRベースのトランスミッションの後ろにトランスファーが付いており トランスファーの中にある湿式多板クラッチによって動力をフロントタイヤに伝達している。 伝達するだけではただの4WDシステムだか アテーサE-TSは湿式多板クラッチの押しつけ力によって 前後タイヤへのトルク配分を変えることが出来る。 更にその制御をGセンサーと各タイヤの回転差から判断して 自動的にトルク配分を変えている。 使用されるオイルは 「パワーステアリングフルードスペシャル」と書かれているが 日産純正オイルは「E-TS作動オイル」という オイルが使用されている。     アテーサE-TSはどうな動きをするの? アテーサE-TSは基本FRで走行。 トルク配分は0:100ですが Gセンサー、操舵角センサーからの信号と 各タイヤで回転差が発生した際に アンダーステアにならないように制御が働き 0:100~50:50 のトルク配分することが出来る。 アテーサE-TSの効き方が変えられる? アテーサE-TSでの制御はアンダーステア対策の為、 オーバーステア対策となると純正の制御では限界は低いのかもしてない。 サーキットなどでスポーツ走行をする方の中では アテーサE-TSの扱いが苦手な方もいるのではないでしょうか? そんな方の為に、後付けパーツが出ている。 2世代GT-Rで愛用者が多いのは do-luckから出ている「デジタルGセンサーのDTMⅡ」 これはストリート、サーキット、純正、カスタム仕様の 4仕様でアテーサE-TSの制御を変更ができる。 カスタムではずっと4WDやずっと2WDにすることもできるので それぞれのステージや好みに合わせることが出来るので アテーサE-TSの性能をより幅広く味方に出来るのではないでしょうか?

はみタイは合法!?どこまでいいの?なぜ合法に?

はみタイは合法!?どこまでいいの?なぜ合法に? タイヤのはみ出した状態を「はみタイ」と言われる。     昔はタイヤのはみ出しは違法改造であったが現在は違う。   ではどこまでが合法でどこからが違法なのか?   なぜ改正されたのか見ていこう。   どこまではみタイが合法? 元々は保安基準により安全の観点から タイヤのはみ出しは一切できなかった。 しかし、2017年6月22日に保安基準の一部が改定され、 10mmまでタイヤがフェンダーからはみ出てもよい。 この場合において、専ら乗用の用に供する自動車(乗車定員10人以上 の自動車、二輪自動車、側車付二輪自動車、三輪自動車、カタピラ及び そりを有する軽自動車並びに被牽引自動車を除く。)であって、車軸中 心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方30°及び後方50°に交 わる2平面によりはさまれる範囲の最外側がタイヤとなる部分について は、外側方向への突出量が10mm未満の場合には「外側方向に突出して いないもの」とみなす。 引用元:http://www.oaspa.or.jp/event/2017/2017062301/20170623_02.pdf という記載に変更された。 ホイールに関しては従来通りはみ出しは禁止である。     なぜはみタイが合法になったの? なぜタイヤのはみ出しが合法化になったのか? 「国際的な自動車基準の調和」の観点から 海外基準に合わせた形で法改正となった。 一部では自動車の関税緩和の関係で法改正が必要になったのではないかと 言われています。 実際に海外メーカーの車両はもともとタイヤがはみ出した状態で販売されているが 日本向けの車両には専用のモールカバーなどではみ出していない状態に変更されていました。 日本向けの専用カバーの取付の手間がなくなり コストカットにつながりますし、 デザインもよりきれいに見せることが出来ます。     最後に・・・ 安全の観点で今まで「危ないからはみ出し禁止」 だったのが「10mmまでならOK」となったのは 矛盾しているように思いますが・・・ カスタムする方には朗報?かもしれませんね。 これを参考にホイールを選んでみてはいかがでしょうか? これを参考にホイールを選んでみてはいかがでしょうか?

LSDってなんで必要?どんな部品?種類は?ドリフトもグリップにも必要不可欠部品!

LSDってなんで必要?どんな部品?種類は?ドリフトもグリップにも必要不可欠部品!     ドリフトするにはLSDを入れないと! タイムアップにはLSD入れないと!   なんて話きいたことないですか?   きっとありますよね!   ではLDSとはどんな部品? どんな役割するのか?   解説していきましょう!   LSDの役割は?   LSDとはLimited slip differentialの略で 左右の回転差を制限する部品です。 先ず、オープンデフの役割はカーブや交差点で曲がる際に 左右輪で回転差がないとない輪が抵抗になり曲がりづらくなってしまいます。 そこで左右に回転差を付けてスムーズに曲がれるようにする部品です。 しかし、回転差を作る為左右で路面が違ったりする場合に 滑りやすい路面側のタイヤが空転してしまいます。 そこで空転を防ぐために回転差を制限したのが LSDです。     LSDの種類は? LSDには1way•1.5way•2wayの3種類があります。 それぞれLSDにある偏角カムが動く方向や角度で決まります。 1way 2wayのLSDはアクセルオンの時に作動制限をしアクセルオフの時は オープンデフと同じように動きます。 2way 2wayのLSDはアクセルオンの時もアクセルオフの時も作動制限をします。 1.5way 1.5wayのLSDは1wayのようにアクセルオンの時は作動制限しますが アクセルオフの時も作動制限をします。 しかしアクセルオフの時は2wayほど強くは作動制限されないようになっています。 LSDは走りに必要性は? はじめに仕組みの説明した中にもありましたが オープンデフでは滑りやすい路面や空転してしまいます。 ドリフトでは両輪を空転しながら車を前に進めていくので 片輪しか回転しなかったら車が前に進みません。 また、サーキットやラリーで空転してしまうのはタイムロスになります。 ですのでドリフトだけでなくクリップ走行でもタイムアップには必要なアイテムとなります。 1way•1.5way•2wayの選択は走り方や走るステージごとに選択すれば 更によいチューニングカーになっていくでしょう。 ご自身の車にもLSDを入れてみてはいかがでしょか?

HKSフルコン“F-CON Vプロ”はなぜ生まれたのか?ハイチューニングの必須アイテムに迫る!

HKSフルコン“F-CON Vプロ”はなぜ生まれたのか?ハイチューニングの必須アイテムに迫る!   ハイパワーチューニングの必須アイテム!   エンジンを自由自在に制御 それがHKSのフルコン「F-CON Vプロ」。   「F-CON Vプロ」はなぜ生まれたのか?   その歴史に迫ります。     「F-CON Vプロ」はなにができるのか?   現在の「F-CON Vプロ」はどんな制御が可能なのか見ていきましょう? 情報元https://www.hks-power.co.jp/product/electronics/computer/f-con/vpro34/index.html 「F-CON Vプロ」の歴史   1970年代「フューエルコンピュータ&リターダー」 F-CONの始まりはHKSが国内で初めて発売したターボキットの装着に対し、 燃料をどうやって増量するか?という課題から開発された。 燃料を増量するのが「フューエルコンピュータ」 「リターダー」はターボ化に合わせて点火時期を遅延されるアイテム。 どとらも中身は単純な電子回路で構成されていたそうです。 1985年「EGC(エレクトリック・ガバナー・コントローラー)」 点火時期の全域遅角を行っていた「リターダー」に対し、 回転域ごとの点火時期調整を可能としたEGCを開発された。 1985年「PFC F-CON」が生まれた。 ロムが取り込まれ、単純ながらもマップ制御が行われるようになった。 この代から燃料の領域ごとの増減ができるようになった。 また本来ならF-COMとなるものを 「エフコン」と呼んで欲しいという思いから「F-CON」となずけたと言われている。 1995年「F-CON V」 セッティング項目ごとに個別になっていた装置を一体化された。 昭和〜平成にわたってより精密なコントロールが出来るようになった。 「F-CON V」はベース無しの状態から使用できるように開発されたが、 市販化された後の使用するのが難しいと判断し 純正ECUベースのサブコンとして販売された。 F-CON Vは1998年に一部プロショップ向けにF-CON Vプロ(銀プロ)が先行販売された。 2000年「F-CON V Pro」 金プロの愛称ではんばんされた「F-CON V Pro」 金プロ装着車=高性能チューニングカーと言われるほど 高性能になった「F-CON V Pro」だったが サポートしきれるショップが少なかったため取扱店がかなり限られてしまった。 2012年F-CON V Pro Ver4.0/Ver3.4 電制スロットルや可変バルタイが一般的になってきたとこで 複雑な制御が求められる車両に向けたVer4.0、 従来型に近い制御機能のVer3.4 この2つが生まれた。 さいごに・・・ 国内大手のチューニングメーカーのHKS。 その代表作ともいえるF-CON V Proについて見ていきました。 純正ECUでは制御できないハイパワー車の為に強い味方としてこれからの 進化が楽しみですね。

レギュラーとハイオクは何が違うの?今さら聞けないガソリンの豆知識!

レギュラーとハイオクは何が違うの?今さら聞けないガソリンの豆知識!     車のガソリンのハイオクとレギュラーの違いをご存じですか?   高級車やハイパワー車にはハイオク。 コンパクトカーや軽自動にはレギュラー?   ハイオク車にレギュラーは? レギュラー車にハイオクは?   そんな疑問を解決していきます。     ハイオクとレギュラーの違いは?   ハイオクとレギュラーの違いはオクタン価の違いです 先ず純粋なガソリンは自然発火しやすく、 自動車の燃料に使用すると ノッキング現象という異常燃焼を起こし、 エンジンに不自然な動きや振動を発生させます。 これを改善するために自動車用のガソリンには 添加物が加えられ、異常燃焼を起こさないようになっています。 オクタン価とは異常燃焼の起こしにくさを示す値です。 この数値が高いほど異常燃焼が起こりにくくなっています。 ハイオクとレギュラーの区別はオクタン価の違いです。   レギュラーとハイオクはなぜ値段が違うのか? 一般的にハイオクとレギュラーでは1リットル当たり約10円高くなっています。 それはハイオクの方がオクタン価を上げるために添加物を多く使用されいる為です。 その他に燃えカスを洗浄する洗浄剤を含まれているので値段が高くなっています。 レギュラー車にハイオクを入れたらどうなるの? レギュラー車にハイオクを入れたらどうなるのでしょうか? パワーがあがったりエンジンがキレイなる?という話がありますが 効果はさほどないと言われています。 最近の車は制御が細かく燃焼効率が良いため レギュラー車にハイオクを入れてもほとんど変わらないというのが正直なところです。 古い車の場合は制御が曖昧でハイオクを入れると燃費が少し向上したり エンジン内が汚れづらくなることもあるようです。 壊れることはないので古い車の場合は試してみてもいいかもしれないですね。 ハイオク車にレギュラーは入れてはダメ? ハイオク車にレギュラーを入れた場合はどうでしょう? ハイオクはノッキングがしにくくなっている燃料です。 その燃料で動かすように制御されたエンジンに ノッキングをなりやすいレギュラーを入れることは エンジン内でノッキングを起こりやすくなります。 燃費の悪化や異常振動が起こりやすくなります。 最悪の場合エンジンブローになりますので絶対にやめて下さい。 まとめ ガソリンの違いとしてハイオクとレギュラーと区別とそれぞれの仕様の車について 見ていきました。 燃料はそれぞれの車種で指定されている燃料を入れることが車には優しいようですね。 ちなちにヨーロッパの多くの国ではオクタン価95以上のガソリンしか販売されていないので 並行輸入の欧州車はしっかりとハイオクを入れてあげましょう。

R30にライトバンにハッチバックも!革命児だったスカイラインとは?

R30にライトバンにハッチバックも!革命児だったスカイラインとは? 1981年~1990年生産されたR30型スカイライン。 西部警察、鉄仮面などで大人気R30型スカイライン。 初の4気筒ターボやボディー軽量化など先代モデルから大改革された。 そんなR30スカイラインには知る人ぞ知る希少モデルがあったという。 先代モデルのスカイラインジャパンC210からどのように変わったのか見ていこう。 R30ボディ形状の縮小しかし性能は飛躍的にアップ 先代のC210スカイラインジャパンとR30スカイラインのボディーの違いを見ていこう。 ホイールベースはC210の6気筒モデルと同じ2,615 mm。 全長 C210スカイラインジャパン  4,600 mm R30スカイライン       4,595 mm  全幅 C210スカイラインジャパン  1,625 mm R30スカイライン       1,665 mm 車両重量 C210スカイラインジャパン  1,205kg R30スカイライン       1,165kg エンジン ( 馬力 / トルク) C210スカイラインジャパン  L20ET (145PS/21.0Kgm) R30スカイライン       FJ20ET(205PS/25.0kgm) 幅こそは広がっているものの軽量化したうえでのパワーが大幅に アップがされている。 R30ハッチバックモデル R30ハッチバックモデルがあったことをあなたはご存知だろか? それがこちらです。 このモデルは2ドアハードトップと4ドアセダンと共に、 ファストバックの5ドアハッチバックラインナップされていた。 R30ライトバンモデル R30に存在したライトバンモデル「エステート」。 その車両がこちら! 丸テールではなくなっている点とルーフが延長されている。 R30のハッチバックモデルは1985年に生産が終了。 ライトバンモデルはR31が生産された後も「エステート」として生産されていたが 1990年に生産終了となった。